遠すぎた駐車場 | 「ワイヤーママ熊本」編集室から

遠すぎた駐車場

台風一過で青空が広がりましたが、蒸し暑い一日でしたね。

駐車場から自分のデスクまで歩いてくるのにフッと言いました。


午後2時過ぎ、仕事先からやっと自分のデスクまで帰ってきたところで、

車の中に忘れ物をしたことを思い出したのです。

一瞬、体が凍ってしまいました。

と言うのも、駐車場ははるか先。JRの踏み切りの向こう側。

その距離およそ15km(んなわけないか…)、でもビルの高低差も含めるとかなりの距離があるのです。

しかもその荷物がちょっと重い(カメラの道具等)。

となりのオムライスさんが自転車を持っているので、

「自転車を貸してちょうだい!」とおねだりすると、「タイヤの空気が入っとかなぁ?」

「はぁ!?」

一応、自転車のキーを借りて、自転車置き場に行ってみると、

「あれ、どの自転車だっけ?」と物忘れ。ボケの始まり…。

これかな、と思った自転車の後輪を触ると、確かに空気は入っていない。

しょうがない…と遠い遠い駐車場までテクテク歩き始めたのです。


ところが、ここで話は終わらない。

タイミングの悪さは天下一品の私が踏み切りの手前まで来ると、

まるで見計らったかのように、遮断機が下りてきたではありませんか!

「うっそぉ!」

いつまでも通過しない列車を待って、やっと自分の車へ。

やっとのことで荷物を出して、再び自分のデスクへと戻ったころにはヘトヘト。

しばらくは、仕事する気になりませんでした。